江戸川区 平井・小松川地区を中心に不動産・建築業を展開しています。

スタッフブログ

審査結果

審査結果

2月末のことですが科研費の発表があり、無事に採択されました。

科研費というのは科学研究費補助金というのが正式な名称で、簡単に言うと「研究者」が研究計画書を作成し、応募すると内容を審査したうえで研究費をサポートしてくれる制度です。科研費は、文部科学省と日本学術振興会が行う事業で、「研究者」同士のピアレビューによって審査が行われ、毎年、春先?に採否が発表されます。ここ数年は応募時期も早まり、発表も例年の4月から2月末になったようです。ただ、明確にいつ発表とはうたわれていないので、今年も去年と同様の日時だという噂をきき、その日はずっとソワソワしていましたよ。14時ジャストにクリックし結果発表をみると↓↓↓研究課題名は身バレするので隠しますが、この審査を無事に通過し採択されていました。3年間の研究計画で応募していますので、とりあえず向こう3年間は安心です。かなり嬉しいです。

この科研費は「研究者」が提案する研究計画の遂行を公的資金を得て行うわけですから、単に自己満足の研究であってはならず、審査する側もその研究に投資する価値があるものなのか、学術界の発展に役立つものなのかなどを見極めて採否が決定されるのです。全国の大学の先生方や研究所などの研究者の方との競い合いになるので、審査を通るのが大変なんですよね。この話の流れからわかるとは思いますが、私、タキザワ住販と某大学の研究機関に所属し二足の草鞋を履く生活を送っている「研究者」のはしくれなんです。周りからは「研究者」ってかっこいいから名乗ってるんでしょ、などと言われることもありますが、一応信念をもって日々研究活動に励んでます。それでも、何を研究しているのかわからない、それ何の役に立つの?などよく聞かれ、自分自身でも何やってんだろ。と思う事もしばしばあります。しかし、今回採択された研究費は税金の一部ですので、この予算を使って社会に役立つ研究をしなければならないし、努力もしていくつもりです。

何はともあれ幸先のいい令和5年度のスタートをきれたので、じっくり研究活動に励んでいきたいと思っています。

コメント